勉強の記録
■人事労務管理とは
会社の目的達成に役立てるため、経営資源である「人材」の効果的活用を図る一連の管理をいう。
①労働力としての「人材」
人材は製品やサービスを生産・販売する主体。会社は事業を行う上で
「人材」の確保>採用した人材の活用・育成が必要
②コストとしての「人材」
「人材」に対して支払われる報酬は、会社から見れば事業を行うためのコスト。
会社は、より多くの生産量・販売量をより少ないコストで生み出すため、
働き方や報酬を管理。
③人間としての「人材」
「人材」は、一人の人間でもある。感情や人間関係によって行動に変化がある。
会社は、従業員が安心して働くことができる環境を整えたり、職場内での関係を
活性化させる工夫をする。
「労働力」「コスト」「人間」という3点に着目し、「人材」を最も効果的に活用できる状態を創造し、維持するのが「人事労務管理」(人材マネジメント)
■人事労務管理のねらい
①働き方や処遇に関するルールの決定とその運用、職場環境の改善。それをもとに会社
内の秩序と安定維持を図る。
②従業員を評価。または教育研修行うなどを通じて、従業員の意欲向上と能力開発を
図る。
③①②を通じて、会社の持続的発展、従業員の成長と生活の安定を図っていく。