PAROの日記 ブログ

日々感じたこと、仕事選びについての情報発信をしていきます。

名言から解釈する イライラしない 教えるときの心得

人に教える時に心掛けたいこと

人に教えるという場面は、みなさんの生活の中でも場面は多いのではないでしょうか。

親が子供に、上司が部下に、先輩が後輩に

 

教えるということは、年齢を関係なく自分が知っていることで、相手に喜んでもらえます。しかし、同時にうまく相手が理解してくれないとイライラしてしまう時もありますよね。

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そんな時に、心にとどめておきたい偉人の名言

 日本海軍の名将・山本五十六の「やってみせ」です。

 

やってみせ、言って聞かせて、させてみせ、ほめてやらねば、人は動かじ

 

 「やってみせ」に加えたい イライラしない教える側の心構え

山本五十六の「やってみせ」は、人に教える時に心掛けとして真意をついた言葉です。

 

「やってみせ」・・・実際に教える側が、実演し作業をイメージさせる

「言って聞かせて」・・・作業の内容を噛み砕いて、説明して概要を理解してもらう

「させてみせ」・・・本人にやらせることで、体験から理解を促す

「ほめてやらねば」・・・やってできたことを認めてあがる

「人は動かじ」・・・本人の行動を認めることで、意欲を育て、自走する

 

これに加えたいのが、以下の教える側の心構え

・1回でできると思わない

・教える側が時間に余裕を持つ

・相手が理解しているレベルを汲み取る

 

 

・1回でできると思わない

忙しいと、なるべく1回で教えたことをできて欲しいと思ってしまいますが、それは無理な話です。優秀な人は1を聞いて10を知るように自分で要点を押さえてできる場合もありますが、だいたいの人が1回では理解できません。

 

相手に1回でできると期待するからイライラするわけです。

 

そこを最初から、できるほうがすごいと、いい意味で期待しないのが心を落ち着かせるポイントです。

 

・教える側が心に、時間に余裕を持つ

イライラしてしまうのは、心に余裕がないからです。忙しい時に質問されたら、無理せず断るのも方法です。「ごめんね、今忙しいから手が空いた時に声掛けるね」と自分の状態を伝えましょう。

 

心に、時間に余裕がない状態で対応しても相手も理解できないですし、自分も焦って、生産的ではありません。

 

・相手が理解しているレベルを汲み取る

 教えている相手の反応から、理解度を汲み取っていきましょう。相手が理解できるレベルに噛み砕き教える。一方的に伝えるのではなく、相手に聞きながら、言葉を変えながら対話することで、教わる側も理解しやすくなります。

 

教えるなら、お互い気持ちよくやりたいですからね。是非、試してみてください。

 

「やってみて」の名言には続きがあります

やってみせ、言って聞かせて、させてみせ、ほめてやらねば、人は動かじ

 

実は、「やってみて」は全体の一節だったのをご存じでしたか。続きは

話し合い、耳を傾け、承認し、任せてやらねば、人は育たず。やっている、姿を感謝で見守って、信頼せねば、人は実らず。

 

人を動かすには、実践したことを褒めること、人を育てるには、相手を尊重し、認め任せること、人に結果を出して欲しい時、努力を見守り、信頼すること。

 

「やってみて」には人を教える・育てるにあたってのポイントが凝縮されています。

 

人を教えるときには是非、思い出して欲しいです。

 

それでは、今日はこのへんで。

ではでは。